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憲法改正はあるのか?
fblog070910-5日本では、5月14日国民投票法が参院本会議で可決、成立した・・・憲法施行以来、改憲に必要な法的手続きが初めて確立したということになる。

いままで不備であった、憲法改正の手続きを定める国民投票法が成立しただけ・・・なのだが、実際は改憲に向けて、一気に加速することになるのだろう・・・

一方フィリピンでは、同日(14日)中間選挙の投票日・・・前日までに立候補者を含めた選挙関係者100名以上が殺害され、投票当日の14日でさえも6名も殺害され、選挙終了後も選管職員、当選者、落選者などの関係者が射殺される事件がおきている・・・まさに、フィリピンは「銃と暴漢と金が支配する国」そのもの・・・。

そのフィリピンでも、長い間改憲という言葉がくすぶっている・・・今回も多くの立候補者が改憲問題に取り組む考えを示している。フィリピンの改憲は、日本の9条問題とは異なり、大統領制を破棄して、議院内閣制を導入しようとする改憲である・・・いったいどちらが民主主義体制にとって好ましい体制なのだろうか?
つまり、政府の形態の選択であり・・・民主主義定着にとってどちらの制度が望ましい制度なのか?(大統領制 対 議院内閣制)・・・フィリピンは実体験で、それを実証しようとしている・・・と期待されている?

政治学者たちにさえ、多くの議論があるなか・・・実践的に、制度改正を行おうとしているフィリピンは「注目の的」的存在なのだ・・・が、私に言わせると、そんな理論的なことよりも、最終的には金がうごめく世界での制度改正であり、それぞれが納得する利権がお互い目の前に来ない限り、改憲は実践されないだろうと思う。


政治的恩顧主義や縁故主義はエラップだけの問題でなく、フィリピン全体で常に横行している・・・政治家は公共への奉仕というよりも、割のいいビジネスのひとつであり、政治家個人の資産つくりの手段と化している・・・?

政治家個人が自由に使えるポークバレル(地元利益誘導型の補助金)は、廃止といわれながら予算が増え続けている(2008年度は62億ペソ)、それをコントロールできる大統領 ・・・ 現制度は都合のいいことばかり・・・改憲は、政治的駆け引きでしかないような気がしてならないのだが・・・?

一方都合が悪いといえば、大統領の再選は無いということ、さらに司法が政治介入するほどの権限があるということ・・・最高裁長官は「超司法的処置」と称して、エラップから副大統領アヨロに・・・大統領就任式を主宰するほど政治的に強大な力を持っている・・・

行政官僚制には、「大統領や議会の絶えざる圧力に晒されている」、「給与水準も民間と比較して低く、有為な人材を引き付られないでいる」そのことが「官僚のモラル低下を加速する」といった悪循環から、彼らにはほとんど何も期待しないという雰囲気が支配的・・・(参考:フィリピンの政治・治安情勢:片山裕)


このような状況下で、議院内閣制への移行タイムテーブルは何度も書き直されている・・・ほんとに移行出来るのか?何度タイムテーブルを書き直したら移行できるのだろうか?

政財界は数%のエリートの手中に有り、その権力争いは常に彼らの手上でのみ行われている、議院内閣制への移行についても、彼らのパワーゲームが終了しなければ移行はないだろう。

国民はこのパワーゲームに利用され右へ左へと踊らされるだけで、決して主役にはなれない・・・時折エセ主役を演じさせて・・・エリート集団外からの這い上がり組みを蹴落とすために利用されている・・・しかし国民はこのことに気が付いてはいない。

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